リバウンドの重要性
最近では日本の女子高校生でも当たり前の様に、身長180以上ある留学生の選手がいます。
この様なチームと試合で戦うには、色々な戦術が必要になってくると考えられ、その1つにリバウンドも入ります。
そしてリバウンドが重要ということは、相手もわかっているので必死に対応してやってくるでしょう。
リバウンドのポイントは?
リバウンドのポイントは対戦するチームや、状況によって大きく変わります。
自分より大きい選手からリバウンドを取る場合は、普通のスクリーンアウトをしているだけでは後ろから取られてしまいます。
この様な場合は先に体を当て、コンタクトをして、相手の体のバランスを崩すことが有効です。
自分と身長が同じ選手から取る時も、先に体を当て、コンタクトをすることがポイントです。
これらのことから、先にコンタクトをするということが重要であることがわかったと思います。
しかし、これはただコンタクトをすることしか考えていないと力で押し負けてしまいます。
力で押し負けてしまうと、試合中に力で消耗してしまい自分のベストパフォーマンスを出せなくなってしまういます。
そうならない様に、筋力、ボディーバランス、状況判断、これらを上手く行える様にするためのトレーニングが必要になるのです。
これらを練習のうちに準備しておくことで、試合中力で押し負けないようにすることができるようになるのです。
リバウンドの練習内容
リバウンドの練習内容は色々ありますが、今回はフリースローの時のリバウンド練習になります。
相手のフリースローから、オフェンスプレーに入る大事な状況になります。
ポイントは先に体をヒットできているか。
相手に押し込まれていないか。
バランスを崩していないか。
もしポイントで、できない部分が見られたら、分解練習に入る必要があるかもしれません。
まずは先にコンタクトをして、ヒットさせることを意識してみましょう。
先にコンタクトをするためにはどのタイミングで、どれだけのスピードで行うかが重要になります。
ただ先にコンタクトをするのではないということです。
相手がベストスタンスに入る前のタイミングを狙い、そこに合わせたスピードでヒットさせることでこのコンタクトの効果は倍増するのです。
リバウンド練習の応用編
リバウンドで先に、体をヒットさせる意識が高まってくれば、あとは筋力、ボディーバランスを向上させることでさらにレベルアップできるようになります。
慣れるまで先体をヒットさせるということは難しいでしょう。
なぜならヒットさせる相手というのもそれを避けようと動くからです。
しかし動くからと言って体にヒット出来ないと言ってしまっては試合中に困ってしまうことになります。
そうならない為にも動く選手であっても体をヒットさせることを覚えなければいけないのです。
その為には筋力とボディーバランスが重要になってくるのです。
どんなにヒットさせてもパワーでレベルが違いすぎていると相手からしたら、ヒットされている感覚は無いでしょう。
その為には筋力を強化して試合パワー負けしない様にしなければならないのです。
次は動いてヒットさせることから、体の動き、バランスを上手く自分で調整して、その状況に応じた動きをしなければならないことから、ボディーバランスを強化して自分で動きをコントロール出来る様にしておく必要があるのです。
これらが体にヒットさせるために必要であることになります。
そして次には練習で状況判断に負荷を掛けることで、さらに試合のための状況の対応練習をすると良いでしょう。
内容としてはクローズアウトの状況からのリバウンド練習をすることが有効になります。
クローズアウトとはディフェンスプレイヤーが、自分のいる場所より離れている距離にいるオフェンスプレイヤーに走って行きディフェンス対応することです。
クローズアウトは試合でもよく起きる状況ですし、対応が難しいです。
なんでクローズアウトが難しいかというと、相手に合わせて近づいていくディフェンスに対して、オフェンスはディフェンスが近づいてくる、そのタイミングを利用して、動けるからです。
しかしこの様に状況の負荷をかけて練習で準備しておくことによって試合でも対応できる様になるのです。
こちらは、詳しく聞きたい方はお問い合わせからお願いします。
リバウンドはカテゴリー問わず重要なので是非参考にしてみて下さい。
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